こんにちは。ブル美です。
自宅ネイルサロンからはじめ今はテナントサロンでネイルサロン経営している2児のママです。
最初は月8万円くらいの小さな売上から、ネイルと経営をたくさん勉強したことで月100万円越えをする売上まで伸ばすことが出来ています。
今回はこんなお悩み
自宅サロンを実際はじめてまだまだ収入があまりないのに開業届は出すべきなのか?
についてお答えしていきます。
実はこれなにげにとっても多いご質問。最初の最初につまずくところだと思います。

開業届ってそもそも何?

開業届とは、税務署に個人事業を開業したこと申告する書類のことだよー
開業届を出すかどうか迷っている人に多いのが
- まだ売上があまりない時点で出すべきなのか?
- 開業届を出したら税金を取られて損してしまうのか?
- 自宅サロンなのに出していいの?
などの不安や疑問があると思います。
そこでこちらのブログ記事は
- 開業届を出すメリット
- 開業届を出すデメリット
- 開業届の出し方
などの開業届についてお伝えします。
まず、結論から言いますと。。。
開業届はすぐに出しても出さなくてもどちらでも良いとされているのです。
でもプロとしてやっていくのであれば開業届出しましょう!!! というのが私の答えです。
(まず大前提にこちらのブログはこれからはじめる方、またはすでにネイルサロンオーナーとしてプロとしてやっていきたい!という方向けに書いています。)
ではどうして私がそう思うのかを詳しくお伝えしていきます。
開業届を出すメリット
開業届を出す主なメリットとしては
- 開業届を出すことで経営者としての自覚が持てる
- 開業届を出すことで青色申告が出来節税出来る
- 仕事を持っている証明になる
などがあります。
1.開業届を出すことで経営者としての自覚が持てる
私が今まで出会ってきた全国の素晴らしい売れっ子ネイリストさんに共通していたことがあります。
それは、プロとしてお客様と接していること。
ネイルって趣味からはじめて、お友達にやっている方も多いと思います。
最初はそこからはじめても全然構まないと思いますし、趣味が仕事になるって素晴らし~なんて思いますが、お客様からお金を頂く以上はプロとしての自覚がないと絶対に売れっ子にはなれません。
ですので、開業届を出すというのは、これからプロとしてしっかりやっていくぞーっていう気持ちの表れかなーなんて思ったりします。
逆にいうと、ただ趣味でやっていて別に収入なども気にしていない方は開業届をだしてまでサロンをやろうとは思わないと思います。
開業届を出して、ちゃんと自分の屋号の入った書類を提出し、サロンを持つ。
これがプロとしてサロンオーナーとしての第一歩かななんて思います。
2.開業届を出すことで青色申告が出来て節税になる
だんだんと売上が上がっていくと、税金も多くかかってきます。そんな個人事業主の大きい味方が青色申告です。
複式簿記だと65万円の控除、単式簿記でも10万円の控除となります。また、赤字だった場合は3年間繰り越し出来るのも大きなメリットです。
これからずっとサロンを続けていくうえでは、必ず開業届と共に青色申告も大事な要素の一つとなっていくことでしょう。
3.仕事を持っている証明になる
働くママとして一番大きかったのが、就業しているとして証明出来たことです。
開業届を出し青色申告で確定申告をしていたおかげで子どもを保育園に入れる事が出来きました。
「私自宅サロンしてるのー」っと言っても、趣味でやっているのか、仕事としてやっているのか。。。それを証明してくれるのが開業届です。
ちゃんとお仕事としてサロンやっているんです!という証明になるのです。
私が以前子どもを保育園にいれる際には確定申告の写しを就業の証明として提出していました。(今も出す必要があるかは各自治体で変わると思いますが。。。)
私の地域は保育園に入るのに超激戦区でしたが、きちんと証明出来たことで無事保育園に入れる事が出来いましたし、結果子どもたちを保育園に預けられたおかげでサロン経営に集中出来ました!(^^)!
開業届を出すデメリット
開業届を出す主なデメリットとしては
- 扶養から外れる場合がある
- 青色申告のための帳簿を付ける作業が発生する
- めんどくさい
などがあります。
1.扶養から外れる場合がある
ここがご主人がいる方などは一番の気になるところだと思います。今ご主人の扶養に入っているけどそれが外れるのが嫌だー、税金を多く取られるのは嫌ーって方多いと思います。
結論からいうと、大きく儲けが出た場合は扶養から外れてしまう場合があります。税法上では扶養範囲を超えて儲けが出た場合です。
税法上の扶養と、健康保険上の扶養2種類がありますのでこちらをしっかり確認しておく必要があると思います。
税法上は誰でも一律一緒ですが、健康保険上はご主人が入っている組合などで金額や基準が変わってきますのでよくチェックしてみてください。
また、会社員のまま開業届を出すと失業保険がもらえなくなるリスクもあるのでお気をつけを!
2.青色申告のための帳簿つけが発生する
青色申告をするということは、ご自身のサロンの収支を帳簿に付けていくという事になります。またそれをもとに確定申告を行う作業が発生します。
ですので、最初は正直めんどくさいと思いますしなんだか知らないことが多すぎて大変です。
でも、今後サロン運営する上で収支を把握することはとっても大事な要素になっていきます。
自分がどれだけの材料や備品にお金をかけているか?どれくらい売上が発生しているのかなどを知らないでサロン運営は難しいです。
今は簡単に出来る会計ソフトも出ていますので上手に使って、帳簿つけを頑張ってみましょう。
3.めんどくさい
ただ単に書類を書いて出すのってめんどくさい。。。ですよね。
確かに、やったことないし煩わしいこともありますが、基本的に開業届を出すのって1回こっきりです。(変更点など出てきた場合は違いますが。。。)
ですので、ご自身の事業が成功すべく、めんどくさがらず書類を書いて提出してみてくださいね。
開業届の出し方
開業届と共に一緒に青色申告承認申請書も一緒に出すのが基本だと思います。
お住まいの管轄の税務署で出せますし、分からなければ役所の人は優しく教えてくれます。
今はコロナ禍でなかなか外へ出向けない方もインターネットでダウンロードして郵送でもOKみたいです。
また、開業日はぜひご自身にとって良い日を設定すると良いと思います。
例えば一粒万倍日など開業日に向ている日など縁起が良さそうですよね(^▽^)/

私は自分の誕生日を開業日にしたよー!

それなら絶対に忘れないね
まとめ
質問:自宅サロンでも開業届出すべき~?
開業届は出さなくても罰則があるわけではありませんが。。。
プロとしてやっていく覚悟があれば、開業届を出した方がメリットが大きいと私は思います。
でも、扶養から外れてしまうなどのデメリットなどもしっかり頭に入れた上で自分のライフスタイルに合わせて行いましょう。
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